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1.252016
人の願望をかなえるコミュニケーション術④~自己評価~

みなさん、こんにちは!
I CAN コーチング ミッションコーチの齋藤です。
選択理論心理学のカウンセリング手法、RWDEPサイクル。
今日は、evaluation(自己評価)について。
昨日のメルマガでは、悩みを解決するのに、どんな思いや
どんなことをしているかを聞いて、変えられることと
変えられないことに分類して行くということをお伝えしました。
クライアントは変えられないものを、変えられると思って
行動していることが結構あります。
でも、本人は気付いていないことが多い。
そんな時、教えてあげたくなるのですが、
教えるとどうなるでしょうか。
「そんなこと言われたって、誰それが悪いんだから・・・」とか、
「私はこんなに一生懸命にやっているのに・・・」など
変えられない「過去」や「他人」に対する良くない感情の
オンパレードになってしまいませんか。
これでは、何のためにカウンセリングをしているのか、
解らなくなってしまいます。
なので、教えるのではなく、視点を変えたりしながら
気付いて(evaluation(自己評価))もらえるような
質問やフィードバックをします。
例えば、
「あなたの理想は、どんな状態ですか?」
「この状態を続けると、どうなると思いますか?」
「尊敬する○○さんだったら、あなたにどんなアドバイスをしますか?」
「お子さんは、どんなふうに思っているでしょうか?」
など、自己評価を促す質問をしていきます。
苦しんでいるのは、クライアント自身です。
なんとかしたいと思っているのも、クライアント本人です。
解決して、自分や周りがハッピーになることを心から望んでいる!
その為には、原因を探して直接解決するのではなく、
自分自身のために「固定観念」を手放し、自分で取り組めることを
見つけていきます。
明日はその辺り、「Plan(計画)」をお伝えしますね!